6月20日に告示された【東京都知事選】には、過去最多となる56人が立候補を届け出ました。
その中の一人。田母神俊雄(たもがみ としお)って「いったい誰?」「何した人?」と関心が高まっています。
この記事では、田母神俊雄について、気になる話題をまとめました。
田母神俊雄は、何した人/思想/過去/逮捕歴/公約
田母神俊雄は何した人?
生誕:1948年7月22日(75歳) 福島県出身
所属:組織航空自衛隊
軍歴:1971 ~ 2008
最終階級:航空幕僚長たる空将
除隊後:政治活動家 ・軍事評論家
田母神俊雄は、日本の航空自衛官・軍事評論家・政治活動家であり、第38代航空総隊司令官および第29代航空幕僚長を務めた。その後、政界に進出した。
田母神俊雄の思想は?
専守防衛では抑止力にはならない
「防御のみを考えていては、防御すること自体が一歩遅れてしまう危険性が有る」
「警察職務執行法7条を流用した自衛隊法90条」を「国際法を順守する内容」に改正し、「ROEを明確にすべきだ」
交戦規定(こうせんきてい、Rules of Engagement、ROE)とは、軍隊がいつ、どこで、いかなる相手に、どのような武器を使用するかを定めた基準のこと。このような規定は時代や各組織ごとに大きく異なる。多くの組織が用いており、詳細にわたって定められているのが一般的。通常、敵に手の内を見せるのを防ぐため公表されることは少ない。
中身(本当の性能)が分からない兵器を、販売業者の言うがままに買うことに反対。
適正価格で購入するように要請した。
「中国に対抗する勢力を作り、それを中国に認めさせるためには、日本が自立した国となり核武装を行うことが必要なのかもしれない」
「最初から『日本は核武装を絶対しない』と宣言するのは馬鹿げたことだ」
田母神俊雄はどうして逮捕されたの?
田母神俊雄は2014年の東京都知事選挙に出馬し、運動員に報酬を支払ったとして公選法違反(運動員買収)の疑いで逮捕されました。その後、有罪判決が確定し、執行猶予付きの刑を受けました。
「全く身に覚えのない冤罪(えんざい)だと思っている」
と主張するが、
「私の事務所でそういうことが起きて、私が感知していなかった社会的な責任はあるとは思う。昨年の暮れ、執行猶予が明けて、一応みそぎは終わった」
と話す。
2014年の東京都知事選の後、選対本部は、慰労金として、少なくとも3人の運動員に現金を配っていたことが判った。田母神は事務局長を務めた男性から「選挙の慰労として計2000万円を配ろうと思う」と相談を受けたが、額の大きさから反対した。しかし、その約10日後、現金を受け取った1人から「ありがとうございました」と伝えられた。その時点で現金が配布されたことを知った。
田母神敏雄の公約は?
東京都知事選への立候補を表明している元航空幕僚長の田母神俊雄氏が公約を発表しました。
元航空幕僚長 田母神俊雄氏
「東京が強くならないと日本も強くならない。世界が、さすが日本の首都と認める東京を目指そうと思う」
- 災害に強い街づくり
- 都民税の減税
- 自虐史観教育の修正
- 外国人への生活保護の廃止
〈参考〉その他候補者の公約
小池百合子知事の公約
少子化や災害への対策などを盛り込んだ「東京大改革3.0」
参議院議員蓮舫氏の公約
行財政改革などを柱とした「7つの約束」
広島県安芸高田市前市長石丸伸二氏の公約
政治再建などを訴えた「3つの柱」
をそれぞれ発表しています。
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