【体験談】TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)になった話

こんにちは!いつも応援ありがとうございます。

枝豆さくらです😊

私は、一昨年の冬にTFCCを損傷しました。

今日はその時の話をしようと思います。

※この経験は、あくまでも私の個人的な経験にすぎません。

「こんな人もいるんだな~」という軽い気持ちで読んでもらえると嬉しいです🍀

目次

痛みのきっかけ

TFCC損傷は、テニスやクライミングなどの、スポーツ損傷が大半を占めます。

しかし、私は仕事柄、患者さんの体の向きを変える介助をしていた時に、バランスを崩して、左の手首を変な方向でついたときに痛みが生じました。

その時は「自分の年齢も若いし、時間が経てば治る」と考えていました。

しかし1週間、2週間経っても痛みが治まることがなく、仕事や日常生活も支障が出ていたので、病院に行くことにしました。

接骨院や整体で痛くなるばかり

まず、いつも通っている町の接骨院に行きました。

そこでは「手首の捻挫」と言われ、引っ張ったり、押したり、捻ったり、骨をグッと入れたり、という施術が行われました。

いつもお世話になっているおじいちゃん先生ではなく、若い先生だったので「大丈夫かな……」という不安がありましたが、その不安は的中しました。

施術してもらった直後から耐えられないほどの痛みが、左手首に生じ、「明らかに症状が悪化した」と思いました。

そこから友達に相談し、友達が良いと言っている少し遠くの整体に行くことにしました。

そこでも「手首の捻挫」と診断がおりました。電気治療を受けましたが、一向に良くなりませんでした。

すると、ある日痛みが生じるときの体勢について聞かれました。

「そうですね……左手首でスマートフォンを持つ時、左手で何か作業をするときに痛いです」と話すと、

スマホの充電ケーブルを1mから2mに変更すること、また、左手であまり作業をしないことの指導を受けました。

しかし、その後の施術をしてもあまり効果は感じられず、痛みは持続するばかりで「大きな病院に行かなくてはいけないか」と悩んでいた時、

自分の勤務先病院のドクターの顔が思い浮かび、思い切ってそのドクターに診てもらうことにしました。

「なぜもっと早く、この先生を頼らなかったんだろう」と思います。

しかし、当時は自分の知り合いの先生に見てもらうということが恥ずかしく、また自分の病院で起こった出来事なので、言いにくかったという気持ちもありました。

整形外科がある病院へ

診察室を訪れ、すぐに診てもらい、MRIを撮ってもらい、TFCC損傷の診断がつきました。

左の手首の小指側が明らかに神経と血管が増えており、そこに痛みが生じていて

「こんな痛い状態で、よく仕事ができていたなぁ」と感心され、呆れられました。

そこからは地元の1番大きな病院に紹介状を書いていただき、診てもらうと「手術です」と言われました。

しかし、手首の手術なので全身麻痺となり、入院中お風呂に入れないことや膀胱留置カテーテルが入れられること、また仕事を長期にわたり休まなくちゃいけないことが嫌で、その場では、手術の決心がつかず、サポーターをもらうだけで帰ってきました。

その日からは、手術をするのか、このまま放置するのか、悩む日々でした。

Screenshot

本当に手術しかないの?

YouTubeや他の人のブログを見て、TFCC損傷の経験談や手術の体験談、また放置したときの体験談などをたくさん調べ読みました。

すると手術した後も1年半~2年のリハビリが必要であり、リハビリが終わったとしても、左手の感覚がいつもと異なること、長期のリハビリが必要でその期間は仕事ができないことを知り、またやはり全身麻酔が怖いと言う気持ちがありました。

また、私はプライベートでフルートを演奏するので、左手の感覚に違和感が残ったり、動かしにくくなるのには大変抵抗がありました。

その後、もう一度、ドクターに「保存療法で何とか治る方法は無いのか」聞きましたが、「痛み止めの軟膏と内服でごまかすことしかできず、また、その内服薬も慣れてしまったら、痛み止めの効果がなくなる」ということを聞きました。

どうしようか……悩んでいたある日

私が布団で寝ていると、彼がトイレに行きたかったのか、私を跨いでそのまま立ち歩こうとしました。

しかし、掛け布団があり、見えにくかったのか、私の手首を思いっきり彼が踏んづけたのです。

私の手首は、ちょうど手のひらが上を向いており、その手首に70キロの体重がのしかかりました。

ゴキっと音がして、激痛が走りました。

私はもう確実に折れてしまったと思い、痛みで悶絶していました。

彼も左手のことは知っていたので、「ごめん!ごめんね!(;_:)」と半泣きでした。

しかし、3~4分ほど時間が経過すると、痛みが軽減されており、違和感だけになっていることに気が付きました。

そしてその日から1週間経つと左手の手首の痛みは、1/10~2/10程度になりました。

そして現在はそれから、1年5ヶ月経ちますが、ただの違和感程度になっており、

時々、天気の悪い日や気圧の低い日に軽く痛む程度になっています。

当時はとにかく痛くて、腕時計をすることも、彼氏と左手で手をつなぐこともできなかったのに、今はそのような症状はありません。

またフルートも元気に吹くことができています。

今は違和感程度

なぜこれで治ったのか不思議ですし、治ったのかどうかもわかりませんが、

ドクターからも「TFCC損傷は、普通、保存療法で治る事は無いのに不思議や。」と言われます。

※この経験はあくまでも私の個人的な経験にすぎません。

こんな人もいるんだな~というくらいで読んでもらえると嬉しいです。

ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

元銀行員、現看護師😊
法学部卒業後、金融商品や
クレジットカードの営業に従事。
証券外務員/ファイナンシャルプランナー
”誰かの役に立ちますように”
そんな気持ちで日々ブログを更新しています。
記事内容に間違いや削除の依頼がございましたら
お問い合わせからメッセージください。
真摯に対応させていただきます。
どうぞよろしくお願いします。

目次